P.P 登場人物紹介





<暴走無差別テロリスト王女>
クリスカナディス・エルス・シエーヌヴァル


いわずと知れた主人公。略称はクリス。
金髪碧眼の一応は美姫な訳だが言動は丸っきりチンピラ。
ピンクのドレスを翻し、小型バズーカをぶちかまし、手榴弾を投げ放つ。
目下の楽しみは、自分の護衛隊の隊長であるベリーに喧嘩を吹っかける事。
只今花の十六歳……のはずだが、何故か日々戦闘中。

一言:『私の前に立つんじゃねぇ!』



<護衛隊長兼対王女特攻部隊長>
ベリデアッツ・ファンク


日々クリスに悩まされる若き護衛隊長。略称ベリー。
外見は黒髪のどこにでもいそうな兄ちゃん。
護衛隊長の割には、結構平気で王女に向かって発砲しているが、誰も止めない。
生贄同然で護衛隊長に選ばれたため、弱冠二十歳の隊長。
常識人に見られがちだが明らかに非常識。

一言:『この腐れ王女、ちったぁ周りの事も考えろやっ!』



<冷静沈着恐怖の最終兵器>
ユーリアーノス・リベラート


無口無表情だが美貌のクリスの教育係。略称はユーリィ。
銀髪青目の文句なしの美形。愛想はない。
一見すると非常に真面目だが、クリスが絡むと実は一番恐ろしい。
無表情の中に被害妄想と思春期の少女的思考を持ち合わせる人物。
クリスに密かに思いを寄せる。二十五歳。

一言:『──クリス様に近付く不届き者は滅します』



<マゾっ気のあるサディストヒットマン>
リヤンルウジュ・ホワイトマン


真っ赤なスーツにシルクハットのヒットマン。略称リヤン。
常に疑問形で喋る不可解な人間。刃つきのシルクハットが彼の獲物。
腕利きらしいが言動がおかしいせいでザコ程度の扱いしかされていない。
クリスにアプローチしているものの届く気配は全くなし。
思考回路が何処か間違ってると思われる。年齢不詳。

一言:『ああ、胸の高鳴り……泣かされるよりむしろ泣かせたいですねぇ?』



<陰気根暗呟き君>
アーレンウォルド・エルヌ・シエーヌヴァル


クリスの弟。第二王位継承者つまり王子様だが、思い切りヤラレ役。
黒髪青目の案外美形。クリスとは一つ違いの十五歳。
何をしても死なないと思われているが、恐らくそれは間違っていない。
騒動が起こると真っ先に被害を被るが、それは性格に少し難有りなせいだと思われる。

一言:『何でちょっと待って下さい何で僕っ!?』



<心労胃痛病院常連>
ディアバン・メルキオール


この話では唯一と言って良いほどまともな人間。
それ故、クリスの性格を日々嘆き、アーレンの容態で胃を痛める。
融通がきかない性格な訳ではなく、周りで起こる事態が異常なだけ。

一言:『……国の未来は破滅しかないのか……?』



<爽やか笑顔の黒尽くめ>
ランデルフォイ・フーデン


ユーリィの同期でアーレンの教育係でディアバンと同じ大臣。略称ランド。
黒髪黒目の笑顔の素敵なナイスガイ。外見は。
一見好青年だがユーリィと破滅的なまでに仲が悪い。
二人が揃うと空間が歪みだすまでの陰湿な嫌味合戦が開始される。

一言:『愚昧愚鈍などこかの教育係と比べないで下さい。……誰とは言ってませんよ?』



<似非無邪気ナレーター>
マルキウェイ


もしかしたら、一番謎の人物かも知れない語り部。
まともなのかどうなのか微妙な所。ファーストネーム以外不明。
どこでクリスたちを見て会話しているのか、そもそも同じ次元に存在しているかすら謎。
彼の謎が解き明かされる日は来るのか。いや来ない(反語)

一言:『あはははは! 僕、もうなんか世界全般嫌になってきちゃったんだけどさ!』




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